なんとかなるさね

マイコンをネタにブログを始めてみました


RXマイコン基板(RX62N) | USBマルチファンクションファームウェア + シリアルモニタ 

先日、ウェブで調べ物をしていて、ルネサスから、RXマイコン用のCubeSuite+接続シリアルモニタがリリース
されるらしいことを知りました。今日、特殊電子回路株式会社さんが、RXマイコンでARM Cortexマイコンを
デバッグ出来るようにする実験を始められたことを知りました。

RXシリアルデバッガのカスタマイズ方法と使い方 (ルネサス)
http://japan.renesas.com/support/seminar/products_seminar/20130826/index.jsp
http://japan.renesas.com/media/support/seminar/document_download/s/s020_RX_Serial_Debugger1.pdf
http://japan.renesas.com/media/support/seminar/document_download/s/s021_RX_Serial_Debugger2.pdf

RXマイコンでCMSIS-DAPをつっついてみた (特殊電子回路株式会社)
http://nahitafu.cocolog-nifty.com/nahitafu/2013/08/rxcmsis-dap-519.html

ここ暫く試行錯誤して、RXマイコンでUSBマルチファンクションファームウェアを作る第1ステップみたいな
ところには辿り着けたので、これらの記事を読んでいて、こういうことが1本のUSBケーブルで同時に出来る
ようになったら、ちょっと面白そう、という応用例に気付きました。(MBEDなら今すぐ簡単に作れる?)

(1) RXマイコン基板で、USB仮想COMポート⇔SCI変換機能を作り(Renesas MCU Software LibraryのUSB
  仮想COMポートのソースコードに実装例があります)、RXマイコン用のCubeSuite+接続シリアルモニタ
  用の通信アダプタとして使えるようにする。

(2) RXマイコン基板で、USBマルチファンクションデバイスとして、USB仮想COMポートに加えてHID機能も
  作り、パソコン上のソフトウェア(例えば、CubeSuite+のPythonコンソール)からHID経由で、RXマイコン
  基板上のRXマイコンのデジタル入出力やアナログ入出力、シリアルインターフェイス送受信を制御出来る
  ようにして、これらの入出力をデバッグしようとしているRXマイコンの入出力と繋いで、デバッグに使う。
  (Renesas MCU Software LibraryのUSB HIDのソースコードに、簡単な例ですが、実装例があります。)

(3) RXマイコン基板で動かすファームウェアは、USBマルチファンクションデバイスとしてのマスストレージ
  機能を使って、アップデートすることが出来る。

追記 : 雑感

ルネサスは、(旧NEC系の)RL78マイコン用のCubeSuite+接続シリアルモニタって、リリースしないのかな?

追記 : メモ

旧ルネサステクノロジ系のマイコンは、HEW接続シリアルモニタのラインナップが多数リリースされています。

H8/300シリーズ、H8/300Lシリーズ
http://japan.renesas.com/support/seminar/sample_program/sample_h83/index.jsp

H8/300Hシリーズ、H8/300H Tinyシリーズ
http://japan.renesas.com/support/seminar/sample_program/sample_h83h/index.jsp

H8Sファミリ
http://japan.renesas.com/support/seminar/sample_program/sample_h82/index.jsp

SuperHファミリ
http://japan.renesas.com/support/seminar/sample_program/sample_sh/index.jsp

R8C
http://japan.renesas.com/products/tools/emulation_debugging/monitor_debuggers/r8c_uart_monitor_programs/index.jsp

M32C M16C
http://japan.renesas.com/products/tools/emulation_debugging/monitor_debuggers/m32c_m16c_uart_monitor_debugger_library/index.jsp
http://japan.renesas.com/products/tools/emulation_debugging/monitor_debuggers/m32c_m16c_uart_monitor_programs/index.jsp

RX
http://japan.renesas.com/support/seminar/sample_program/sample_rx600/index.jsp

追記 : 雑感

CubeSuite+接続シリアルモニタって、e2studioから使えるようにならないのかな? (ちなみに、e2studioには、
Pythonのインストーラが同梱されています。また、e2studioに同梱されているGDBでは、Pythonスクリプトが
実行出来るようになっています。なお、CubeSuite+のインストールフォルダには、独立したIronPython実行
プログラムがそのまま入っていて、CubeSuite+を起動しなくても、IronPythonスクリプトを実行出来ます。)

追記 : メモ

PythonでHID機能を制御することを試された人のブログ

http://www.ez0.net/2009/07/pythonusb/
http://labs.cybozu.co.jp/blog/nishio/2007/04/pythonusbsample.html

追記 : メモ

ひょっとして、残っているエンドポイントを利用して送受信データダンプ機能を作成すれば、RXマイコン基板を
使って、RXマイコン用のCubeSuite+接続シリアルモニタのモニタコマンド解析が出来てしまったりするかな?
(あるいは、そもそも、Windows標準のUSB仮想COMポートドライバに、デバッグ機能として、送受信データを
ダンプするような機能が用意されているかもしれません、、、)

追記 : メモ

そういえば、以前、KPIT GNU RX Cコンパイラのコンパイラオプションとして-g2 -gdwarf-2 -gstrict-dwarfを
設定すると、CubeSuite+でデバッグ出来そうなことに気付いたのですが、今でもそうなのだろうか?

追記 : メモ

そういえば、以前、Seggerのウェブサイトで、HEWのE1/E20のDLLをSeggerのDLLに置き換えると、HEWや
IAR EWRXでJ-Linkが使えるようになるという記述を見つけたのですが、CubeSuite+ではどうなのだろうか?

追記 : メモ

J-LinkがRX100をサポートしたようです。

SEGGER J-Link adds full support for Renesas’ FINE Interface
http://www.segger.com/pr-j-link-fine.html

SEGGER has added support for Renesas' single-wire debug interface FINE to the whole J-Link family of debug probes.
The debug interface FINE is used by the Renesas devices RX100, RX200 and RX63x.

J-Link supports multiple CPU families, such as ARM 7, 9, 11, Cortex-M0, M0+, M1, M3, M4, R4, A5, A8, A9 as well as
Renesas RX100, RX200, RX61x, 62x, 63x; there is typically no need to buy a new J-Link or new license when switching
to a different CPU family or tool-chain.


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2013/08/02   blog-entry-318   category: RX /* 32bit CISC */

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