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Win/Linuxクロス開発 | Linux版Eclipseを使えば事足りるのかもしれない? 

コンピューテックス社のCEV Linux SDKでは、x86 Linux版ARM Linux Cross GCCしか提供されていません。
これまで、Windows版Eclipse(というかPleiades/e2studio)でARM Linuxアプリケーションをビルドしようと
して、以下のようなことを試したり考えたりしていました。

(1) 別の会社(団体)がWEB上で公開しているWindows版ARM Linux Cross GCCをダウンロードして使用する
(2) VMware Player上のUbuntuのx86 Linux版ARM Linux Cross GCCをWindows版Eclipseから実行する
(3) CEV Linux SDKのソースコードから自力でWindows版ARM Linux Cross GCCをビルドする (考え止まり)

今回、ちょっと目先を変えて、Windows版Eclipseではなく、VMware Player上のUbuntuにLinux版Eclipseを
インストールして起動してみました。とりあえず、以下のメリットやデメリットがありそうなことは想像出来
ているのですが、感覚的なところを知りたくて試しました。

メリット

(A) U-BootやカーネルをEclipse上でビルドするのも簡単になりそう(デバッグも?)

デメリット

(a) Pleiades All in OneはWindows版しか無く、Linux版Eclipseでも同等なものを構築出来そうだが面倒そう
(b) e2studioはWindows版しか無く、Linux版Eclipseにインストール出来ないe2studioプラグインがありそう

手っ取り早く知りたかったので、インストールされるEclipseがちょっと古い(Eclipse 3.7 Indigo)というのは
ありますが、Ubuntuのapt-getでインストールしました。

sudo apt-get install eclipse eclipse-cdt

Linux版Eclipseの画面は、以下の通りでした。ぱっと見た感じは、そもそも、VMware Playerのウィンドウの
中に入っていること自体に慣れるのに、ちょっと時間が掛かりそうな印象でした。




その後、以下のウェブページの手順に倣って、日本語化してみました。

https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Application/EclipseJapaneseSetup




そして、VMware Player内のウィンドウ領域を大きく(800 x 600 → 1280 x 1024)してみました。




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2014/02/23   blog-entry-424   category: Pleiades & CrossGCC

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