なんとかなるさね

マイコンをネタにブログを始めてみました


Win/Linuxクロス開発 | 慣れているWindowsアプリケーションで作業したいのだけれど、、、 

2つ前のエントリでUbuntuのLinux版EclipseをVMware Playerのウィンドウ領域の中で起動したり、1つ前の
エントリ
でUbuntuのLinux版EclipseをVMware Playerのウィンドウ領域の外で起動したり、といったことを
していて思ったのですが、VMware Player上でUbuntuを起動しているのであれば、結局、その起動の手間を
含めた全体的な労力としては、以下の2つは大差無いような気がしました。

(A) VMware Player上のUbuntuのLinux版EclipseからVMware Player上のUbuntuのLinux版MAKE/GCCを使う
(B) Windows上のWindows版EclipseからVMware Player上のUbuntuのLinux版MAKE/GCCを使う

そう思ったのは、以下のことからです。

(a) どちらも、VMware Player上でUbuntuを起動するという一手間を掛けている
(b) どちらも、ビルドに使われるMAKE/GCCは同じものである
(c) どちらも、GCCを含めMAKEファイルで使われるツール(sh/perl/gawk等)は同じものである
(d) どちらも、ルートファイルシステムを含めフォルダ階層がLinux流であることを意識する必要がある
(e) どちらも、パス表記がLinux流であることを意識する必要がある

ここまでならば、Windows版Eclipseに慣れているなら、もうわざわざLinux版Eclipseを使おうとしなくても
良さそうなのですが、惜しいことに、以下の問題があります。

(1) Windows版Eclipseからsamba経由でVMware Playerの仮想HDD上のソースコードツリーにアクセスする
  と遅い。(シンボルの相互参照情報等を作成しようとしてソースコードツリー全体をスキャンする為。)
(2) Windows上のフォルダをVMware Playerのフォルダ共有機能でLinuxから使おうとした場合、Linux上で
  シンボリックリンクを作成出来ない。(従ってシンボリックリンクを作成するmakeがコケてしまう。)

何か手は無いものだろうか、、、

追記 : 雑感

Linux版EclipseもWindows版Eclipseも、よくよく考えてみると、プログラム本体はJavaシステム上で動いて
いてOSから独立している訳ですので、より一層、(A)と(B)の間の'大差無い'感がしてきます。

追記 : 雑感

くどくど書くと、Windows上の仮想PC上のUbuntu上のJava仮想マシン上のJavaシステム上でEclipse本体は
動いている、ということになる訳なのですが、何とも贅沢なCPUパワーの使い方という気もしてきます。

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2014/02/25   blog-entry-426   category: Pleiades & CrossGCC

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