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Win/Linuxクロス開発 | Pleiades KeplerとGDBSERVER/GDBSTUBを繋ぐ幾つかの方法のメモ 

Pleiades 4.3 Kepler(というかEclipse)とGDBSERVER/GDBSTUBを繋ぐ方法は何通りもあるのですが、微妙に
出来ることが異なっていて、ちょっと私が混乱してきたので幾つか画像をメモしました。(なお、最初のものは
対比用の通常C/C++アプリケーションデバッグ設定なので、GDBSERVER/GDBSTUBには接続出来ないです。)

(1) C/C++アプリケーションデバッグ, GDB (DSF) Create Processランチャーの場合

* GDBSERVER/GDBSTUBには接続出来ない。




(2) C/C++アプリケーションデバッグ, Standard Create Processランチャー, gdbserverデバッガーの場合

* TCP接続先またはシリアル接続先でGDBSERVER/GDBSTUBを待機状態にしておく必要がある。






(2') C/C++アプリケーションデバッグ, Standard Create Processランチャー, リモートgdb/miデバッガーの場合

* ローカル環境上のGDBSERVERを自動的に起動してくれる? そこから更にリモート環境へ接続することを想定?
* TCP接続のみ可能(シリアル接続は不可)。
* 増築部分?





(3) C/C++リモートアプリケーションデバッグ, GDB (DSF) Automatic Remote Debuggingランチャーの場合

* ローカル環境上またはリモート環境側のGDBSERVERを自動的に起動してくれる。
* TCP接続のみ可能(シリアル接続は不可)。
* デバッグターゲットファイルも自動的に転送してくれる?





(4) C/C++リモートアプリケーションデバッグ, GDB (DSF) Manual Remote Debuggingランチャーの場合

* TCP接続先またはシリアル接続先でGDBSERVER/GDBSTUBを待機状態にしておく必要がある。






(5) C/C++リモートアプリケーションデバッグ, Standard Remote Create Processランチャーの場合

* バグっているようです。




(6) GDB Hardwareデバッグ, GDB (DSF) Hardware Debuggingランチャーの場合

* プラグインをeclipse.orgからインストールする必要がある。(e2studioプラグインには同梱。)
* TCP接続先またはシリアル接続先でGDBSERVER/GDBSTUBを待機状態にしておく必要がある。
* runコマンドが実装されていない小型のGDBSERVER/GDBSTUBにも接続することが可能。
* チェックボックスのチェックを外して初期化コマンドのリストに処理を記述することも可能。
* デバッガーのコマンドセットとプロトコルバージョンの選択は不可(というか自動設定なだけ?)







(7) GDB Hardwareデバッグ, Standard GDB Hardware Debuggingランチャーの場合

* プラグインをeclipse.orgからインストールする必要がある。(e2studioプラグインには同梱。)
* TCP接続先またはシリアル接続先でGDBSERVER/GDBSTUBを待機状態にしておく必要がある。
* runコマンドが実装されていない小型のGDBSERVER/GDBSTUBにも接続することが可能。
* チェックボックスのチェックを外して初期化コマンドのリストに処理を記述することも可能。
* デバッガーのコマンドセットとプロトコルバージョンの選択が可能(というか手動設定なだけ?)







追記 : 感想

ちなみに、Pleiades 4.3 Kepler(というかEclipse)のヘルプの内容は、これだけでした、、、



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2014/04/21   blog-entry-440   category: Pleiades & CrossGCC

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