Renesas Eclipse | KURUMIスケッチ環境をライブラリ側とユーザ側に分割してみる (ide4gr参照版 10)
昔、KURUMIスケッチ環境V1.00がルネサスの国内向けのユーザコミュニティサイト(Rulz)で公開された時に、
以下のエントリで、GCCとMakefileを使用して、CubeSuite+上でビルドしたり、HEW上でビルドしたり、
Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop上でビルドしたりしてみたのですが、KURUMI基板用
Arduino IDE 0.4.0に含まれているKURUMIスケッチ環境V1.04相当ライブラリ(+SNShieldライブラリ)でも
試してみたくなり、今回、まずはVisual Studio Express 2012 for Windows Desktopで試してみました。
CubeSuite+ | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをCubeSuite+上でビルド (1)
CubeSuite+ | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをCubeSuite+上でビルド (2)
CubeSuite+ | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをCubeSuite+上でビルド (3)
HEW | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをHEW上でビルド (1)
HEW | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをHEW上でビルド (2)
Visual Studio | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをVisual Studio上でビルド (1)
Visual Studio | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをVisual Studio上でビルド (2)
Visual Studio | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをVisual Studio上でビルド (3)
Visual Studio | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをVisual Studio上でビルド (4)
Visual Studio | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをVisual Studio上でビルド (5)
今回、Makefileはe2studio V3.0で自動生成されたものを使い、GCCはKURUMI基板用Arduino IDEに含ま
れていたものを使い、昔のバッチファイルやスクリプトファイルやVisual Studioのワークスペースファイル
/プロジェクトファイルを若干修正して、ビルド出来るようにしました。

さらに、Visual Studio Express 2013 for Windows Desktopでもビルドしてみました。プロジェクト名の
後ろにVisual Studio 2012の文字列が付いてしまって取る方法が分かっていませんが、ビルドは出来ました。
(プロジェクトを作り直さないといけないのだろうか?)

次は、秀丸エディタ上でのKURUMIスケッチ環境V1.04相当ライブラリ(+SNShieldライブラリ)のビルドを
試してみようと思います。(秀丸エディタ上でKURUMIスケッチ環境V1.00自体のビルドを試したことはない
のですが、以下のエントリで、とにかくビルドする方法についてだけは試したことがありますので。)
CubeSuite+ | 秀丸エディタからコマンドライン版CubeSuite+を起動してビルド
追記 : メモ
KURUMI基板用スケッチのビルドの話ではないのですが、、、
ちなみに、以下のエントリで、Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop上からコマンドライン
版CubeSuite+を実行してビルドしてみたことがあります。
RXマイコン | Ethernet TCP/IP M3S-T4-Tiny導入ガイドのサンプルをCC-RX + Visual Studioでビルド
この時、Visual Studioのソリューションエクスプローラーのソースコードツリーを手作業で作成していて、
CubeSuite+のワークスペースファイル/プロジェクトファイル内のソースコードツリーの情報から自動で
作成出来ないものかと思った記憶があります。今回、Visual Studioのワークスペースファイル/プロジェクト
ファイルを手作業で書き換えたところもあったのですが、ソリューションエクスプローラーのソースコード
ツリーの情報はテキスト形式でしたので、何かしらのプログラム/スクリプトを自作して、同様にテキスト
形式だったCubeSuite+のプロジェクトツリーウィンドウのソースコードツリーの情報から変換出来なくも
ないような気もしました。
それから、以下のエントリで、PDG2というドライバソースコード生成ツールを動かしてみた時に気付いた
のですが、PDG2はCubeSuite+の.Net(?)コンポーネントを制御して外部からCubeSuite+のソースコード
ツリーにソースを追加しているようでした。そこで、CubeSuite+のPythonスクリプトでVisual Studioの
.Net(?)コンポーネントを制御してソースコードツリーを同期させるとかの手もあるような気もしています。
PDG2 | PDG2の操作でCubeSuite+へソース登録する時のPython Consoleの設定
あるいは、例えばEclipse/e2studioでは、プロジェクトエクスプローラー上でリフレッシュメニューを実行
すると、その時点のファイルシステム上のプロジェクトフォルダツリー構造が素朴にソースコードツリー
構造に反映されるようになっていますが、Visual Studioのスクリプトで同じようなことが出来ないかとか、
まだ気付いていないだけで既にVisual Studioで出来るようになっていないかとか、そういったことも。
また別の話として、Visual StudioとCubeSuite+の2つとも起動しておいて、何らかの手でVisual Studioの
ビルドウィンドウからCubeSuite+のビルド処理を起動出来るようにして、また、何らかの手でCubeSuite+
上のビルド結果(エラーメッセージ)をVisual Studio上のビルドウィンドウに表示出来るようにして、という
ことをする方法がないものかどうか探しています。(私は、もともと秀丸エディタとCubeSuite+を併用して
いますので、Visual StudioとCubeSuite+が2つとも起動していても気にならないというのもありますが。)
と書いたところでCubeSuite+のPythonスクリプトのヘルプを見たら、今はcommon.GetOutputPanel()で
エラーメッセージを取得出来るようになっていました。何となく何とかなるような気もして来ました、、、
追記 : メモ
この際ですので、国内向けのユーザコミュニティサイト(Rulz)で公開されているKURUMI Writer V1.00の
プロジェクトも取り込んでビルドしてみました。このプロジェクトそのものはVisual C++ 2010 Express
Service Pack 1のプロジェクトですので、プロジェクトのプロパティでプラットフォームツールセットの
選択をVisual Studio 2010からVisual Studio 2012へ変更してビルドしました。(追記 : なお、この時は、
インストールしたことを忘れてしまっている何か別の開発環境がインストールされていたおかげで運良く
ビルド出来ただけかもしれません。とはいえ、次のエントリでVisual Studio Express 2013 for Windows
DesktopをUpdate 3へアップデートしようとして失敗して復旧を試みている時に一時的にビルド出来なく
なっていたものが、Visual Studio Express 2012 for Windows DesktopをUpdate 4へアップデートした
(Visual Studio 2012 Update 4 (KB2707250)をインストールした)ところビルド出来るようになったので、
この組み合わせでビルド出来るようになっているのかもしれません。 追記 : 引き続き復旧しようとして
色々とアンインストール/インストール/リペア/アップデートを試みていたら、結局ビルド出来なくなって
しまいました、、、)

ただ、Debugビルドに関しては、何箇所かコメントアウトしなければならないDTRACE()文がありました。


こちらも、ライブラリの時と同様、Visual Studio Express 2013 for Windows Desktopでもビルドしてみま
した。(こちらは、ライブラリの時と違い、プロジェクト名の後ろにVisual Studio 2012の文字列が付くような
ことはありませんでした。) (追記 : なお、この時も、インストールしたことを忘れてしまっている何か別の
開発環境がインストールされていたおかげで運良くビルド出来ただけかもしれません。この後、Visual Studio
Express 2013 for Windows DesktopをUpdate 3へアップデートしようとして失敗してしまい、復旧しようと
してあれこれやっているうちに一時的にVisual Studio Express 2012 for Windows Desktopでwindows.hが
見つからないというエラーが出てビルド出来なくなってしまったこともあり、あれこれフォルダを調べている
うちにVisual Studio Express 2013 for Windows Desktop(とUpdate 3)にはwindows.hが含まれていないかも
知れないと思うようになりました。もっとも、結局復旧することが出来ず、まだ再確認出来てはいませんが。)

以下のエントリで、GCCとMakefileを使用して、CubeSuite+上でビルドしたり、HEW上でビルドしたり、
Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop上でビルドしたりしてみたのですが、KURUMI基板用
Arduino IDE 0.4.0に含まれているKURUMIスケッチ環境V1.04相当ライブラリ(+SNShieldライブラリ)でも
試してみたくなり、今回、まずはVisual Studio Express 2012 for Windows Desktopで試してみました。
CubeSuite+ | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをCubeSuite+上でビルド (1)
CubeSuite+ | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをCubeSuite+上でビルド (2)
CubeSuite+ | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをCubeSuite+上でビルド (3)
HEW | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをHEW上でビルド (1)
HEW | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをHEW上でビルド (2)
Visual Studio | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをVisual Studio上でビルド (1)
Visual Studio | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをVisual Studio上でビルド (2)
Visual Studio | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをVisual Studio上でビルド (3)
Visual Studio | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをVisual Studio上でビルド (4)
Visual Studio | GCC + Makefileを使ってRLduino78ライブラリをVisual Studio上でビルド (5)
今回、Makefileはe2studio V3.0で自動生成されたものを使い、GCCはKURUMI基板用Arduino IDEに含ま
れていたものを使い、昔のバッチファイルやスクリプトファイルやVisual Studioのワークスペースファイル
/プロジェクトファイルを若干修正して、ビルド出来るようにしました。

さらに、Visual Studio Express 2013 for Windows Desktopでもビルドしてみました。プロジェクト名の
後ろにVisual Studio 2012の文字列が付いてしまって取る方法が分かっていませんが、ビルドは出来ました。
(プロジェクトを作り直さないといけないのだろうか?)

次は、秀丸エディタ上でのKURUMIスケッチ環境V1.04相当ライブラリ(+SNShieldライブラリ)のビルドを
試してみようと思います。(秀丸エディタ上でKURUMIスケッチ環境V1.00自体のビルドを試したことはない
のですが、以下のエントリで、とにかくビルドする方法についてだけは試したことがありますので。)
CubeSuite+ | 秀丸エディタからコマンドライン版CubeSuite+を起動してビルド
追記 : メモ
KURUMI基板用スケッチのビルドの話ではないのですが、、、
ちなみに、以下のエントリで、Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop上からコマンドライン
版CubeSuite+を実行してビルドしてみたことがあります。
RXマイコン | Ethernet TCP/IP M3S-T4-Tiny導入ガイドのサンプルをCC-RX + Visual Studioでビルド
この時、Visual Studioのソリューションエクスプローラーのソースコードツリーを手作業で作成していて、
CubeSuite+のワークスペースファイル/プロジェクトファイル内のソースコードツリーの情報から自動で
作成出来ないものかと思った記憶があります。今回、Visual Studioのワークスペースファイル/プロジェクト
ファイルを手作業で書き換えたところもあったのですが、ソリューションエクスプローラーのソースコード
ツリーの情報はテキスト形式でしたので、何かしらのプログラム/スクリプトを自作して、同様にテキスト
形式だったCubeSuite+のプロジェクトツリーウィンドウのソースコードツリーの情報から変換出来なくも
ないような気もしました。
それから、以下のエントリで、PDG2というドライバソースコード生成ツールを動かしてみた時に気付いた
のですが、PDG2はCubeSuite+の.Net(?)コンポーネントを制御して外部からCubeSuite+のソースコード
ツリーにソースを追加しているようでした。そこで、CubeSuite+のPythonスクリプトでVisual Studioの
.Net(?)コンポーネントを制御してソースコードツリーを同期させるとかの手もあるような気もしています。
PDG2 | PDG2の操作でCubeSuite+へソース登録する時のPython Consoleの設定
あるいは、例えばEclipse/e2studioでは、プロジェクトエクスプローラー上でリフレッシュメニューを実行
すると、その時点のファイルシステム上のプロジェクトフォルダツリー構造が素朴にソースコードツリー
構造に反映されるようになっていますが、Visual Studioのスクリプトで同じようなことが出来ないかとか、
まだ気付いていないだけで既にVisual Studioで出来るようになっていないかとか、そういったことも。
また別の話として、Visual StudioとCubeSuite+の2つとも起動しておいて、何らかの手でVisual Studioの
ビルドウィンドウからCubeSuite+のビルド処理を起動出来るようにして、また、何らかの手でCubeSuite+
上のビルド結果(エラーメッセージ)をVisual Studio上のビルドウィンドウに表示出来るようにして、という
ことをする方法がないものかどうか探しています。(私は、もともと秀丸エディタとCubeSuite+を併用して
いますので、Visual StudioとCubeSuite+が2つとも起動していても気にならないというのもありますが。)
と書いたところでCubeSuite+のPythonスクリプトのヘルプを見たら、今はcommon.GetOutputPanel()で
エラーメッセージを取得出来るようになっていました。何となく何とかなるような気もして来ました、、、
追記 : メモ
この際ですので、国内向けのユーザコミュニティサイト(Rulz)で公開されているKURUMI Writer V1.00の
プロジェクトも取り込んでビルドしてみました。このプロジェクトそのものはVisual C++ 2010 Express
Service Pack 1のプロジェクトですので、プロジェクトのプロパティでプラットフォームツールセットの
選択をVisual Studio 2010からVisual Studio 2012へ変更してビルドしました。(追記 : なお、この時は、
インストールしたことを忘れてしまっている何か別の開発環境がインストールされていたおかげで運良く
ビルド出来ただけかもしれません。
DesktopをUpdate 3へアップデートしようとして失敗して復旧を試みている時に一時的にビルド出来なく
なっていたものが、Visual Studio Express 2012 for Windows DesktopをUpdate 4へアップデートした
(Visual Studio 2012 Update 4 (KB2707250)をインストールした)ところビルド出来るようになったので、
この組み合わせでビルド出来るようになっているのかもしれません。
色々とアンインストール/インストール/リペア/アップデートを試みていたら、結局ビルド出来なくなって
しまいました、、、)

ただ、Debugビルドに関しては、何箇所かコメントアウトしなければならないDTRACE()文がありました。


こちらも、ライブラリの時と同様、Visual Studio Express 2013 for Windows Desktopでもビルドしてみま
した。(こちらは、ライブラリの時と違い、プロジェクト名の後ろにVisual Studio 2012の文字列が付くような
ことはありませんでした。) (追記 : なお、この時も、インストールしたことを忘れてしまっている何か別の
開発環境がインストールされていたおかげで運良くビルド出来ただけかもしれません。この後、Visual Studio
Express 2013 for Windows DesktopをUpdate 3へアップデートしようとして失敗してしまい、復旧しようと
してあれこれやっているうちに一時的にVisual Studio Express 2012 for Windows Desktopでwindows.hが
見つからないというエラーが出てビルド出来なくなってしまったこともあり、あれこれフォルダを調べている
うちにVisual Studio Express 2013 for Windows Desktop(とUpdate 3)にはwindows.hが含まれていないかも
知れないと思うようになりました。もっとも、結局復旧することが出来ず、まだ再確認出来てはいませんが。)

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2014/09/15 blog-entry-502 category: Arduino Lib & CrossGCC
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