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RL78マイコン(RL78/G10)|Applilet EZ PL for RL78のフラッシュ書き込みタイムアウト時間は長い 

Applilet EZ PL for RL78でUSBシリアル変換モジュールによる自作書き込み回路を使うと、マイクロコントローラ
設定ダイアログで '外部リセット端子の選択' をデフォルトの '使用する(RESET)' から '使用しない(P125/KR1)' へ
変更した場合、書き込みに失敗するようになりますが、実際に失敗してしまった時の画面コピーを取ってみました。
それで気付いたのですが、やがては通信タイムアウトエラーになるものの、エラーメッセージが表示されるまでに
8分程度も掛かっていて、ちょっとこれはユーザーインターフェイスの時間としては長過ぎるような気がしました。

デフォルトでは '外部リセット端子の選択' は '使用する(RESET)' になっている



試しに '外部リセット端子の選択' を '使用しない(P125/KR1)' へ変更してみる



直後の書き込みでは '消去後書き込み' は成功するものの続いて行われる 'ベリファイ' で失敗してしまう



その次の書き込みでは '消去後書き込み' も失敗するようになる



なお、試したのは以前のエントリ(543, 544)のType Aの自作書き込み回路です。



追記 : 補足

ここまでは素のApplilet EZ PL for RL78のことなのですが、前の2つのエントリ(800, 801)で試した力技を使った
Applilet EZ PL for RL78についても画面コピーを取ってみました。こちらの方はタイムアウト時間が長いという
ようなことはありませんでした。更に、マイクロコントローラ設定をデフォルトから変更した直後の書き込みで
エラーになってしまうこともありませんでした。(もっとも、その次の書き込みでエラーになってしまいますが。)

デフォルトでは '外部リセット端子の選択' は '使用する(RESET)' になっている



試しに '外部リセット端子の選択' を '使用しない(P125/KR1)' へ変更してみる



直後の書き込みは成功する



その次の書き込みは失敗する



なお、試したのは以前のエントリ(543, 544)のType Bの省配線版の自作書き込み回路です。



追記 : メモ

Applilet EZ PL for RL78でUSBシリアル変換モジュールによる自作書き込み回路を使う際の注意点
http://japan.renesasrulz.com/cafe_rene/f/82/p/3504/17416.aspx#17416

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