RL78マイコン基板(RL78/G13)|GR-COTTONのフラッシュ書き込み回路は抵抗のみ
秋月電子さん販売のRL78/G13 64pin R5F100LGAFB搭載変換モジュールに搭載されているマイコンとROM/RAM
サイズ違いではあるものの同じRL78/G13 64pinのマイコンが搭載されているCOTTON基板のフラッシュ書き込み
回路を調べてみたところ、以下のようになっていました。(COTTON基板の回路図を切り貼りしてフラッシュ書き
込みに関係する部分のみを抜き出しました。) 意図が分からない部分もありますが、少なくとも抵抗(とFT231XQ)
のみで構成されたフラッシュ書き込み回路になっていたことに今更ながら気付きました。

追記 : メモ
COTTON基板の回路図 - GadgetRenesas
http://gadget.renesas.com/ja/product/documents/gr-cotton_sch.pdf
COTTON基板の紹介ページ - GadgetRenesas
http://gadget.renesas.com/ja/product/cotton.html
追記 : メモ
SAKURAでKURUMI Writer - Rulz
http://japan.renesasrulz.com/gr_user_forum_japanese/f/110/t/531.aspx
追記 : メモ
Rulzのスレッドを読んで思ったのですが、KURUMI基板でE1接続用にTOOL0を便宜上CTS接続端子に出していた
だけの回路がCOTTON基板でそのまま踏襲されたことでTOOL0とCTSが接続されているだけのような気がします。
追記 : メモ
GR-KURUMIとE1,E20接続コネクタ - Rulz
http://japan.renesasrulz.com/gr_user_forum_japanese/b/weblog/archive/2013/06/09/gr-kurumi-e1-e20.aspx
GR-KURUMIとE1接続 - Rulz
http://japan.renesasrulz.com/gr_user_forum_japanese/f/110/t/2052.aspx
UART受信すると、デバッガがブレークしてしまいます - Rulz
http://japan.renesasrulz.com/cafe_rene/f/82/p/2547/11442.aspx
追記 : メモ
MODEピンのプルアップ抵抗について - Rulz
http://japan.renesasrulz.com/cafe_rene/f/78/t/3611.aspx
追記 : メモ
Rulzのスレッドを読んで思ったのですが、USBに接続していなくても良いようにする為にR4,R5,R6を基板に半田
付けすることになったら、E1接続時に一緒に1KΩが外付けされても余裕があるようなR6(とR5)の抵抗値を探して
みたいです。2KΩ(と13.3KΩ)ですとP11/SI00/RxD0/TOOLRxD/SDA00/(TI06)/(TO06)がLowへ変化した時に
P40/TOOL0が0.68VDDへドロップすることになりVIH(MIN)の0.8VDDを割り込むことになるような気がします。
追記 : メモ
FAQ 1011868 : TOOL0端子に関し、入力時、「個別に抵抗を介してVDDに接続か、オープンにしてください」
との記載が、マニュアルにあります。入力端子をオープンすることは問題ではないのでしょうか? - FAQ
https://support.renesas.com/hc/articles/218383987
追記 : メモ
FAQを読んで思ったのですが、TOOL0ではリセット期間中からデフォルトで内蔵プルアップ抵抗が有効になって
いて、RL78/G13のハードウェアマニュアルによると抵抗値はMIN/TYP/MAX=10KΩ/20KΩ/100KΩとありました
ので、もし10KΩだった場合にはR5(13.3KΩ)があるとTXD(RXI)がLowになった時でもTOOL0が0.26VDDにしか
ならずVIL(MAX)の0.2VDDを満たすことが出来ていないような気がします、、、
追記 : メモ
TOOL0の内蔵プルアップ抵抗の抵抗値をTYPの20KΩで計算してみるとTXD(RXI)がLowになった時のTOOL0が
0.20VDDになりましたので、R5,R6の13.3KΩ,2KΩという抵抗値の出所はその辺りにあるような気がします、、、
追記 : メモ
RXD(TXO)とTOOLTxDのラインにプルアップ抵抗が無くてRL78/G13がリセット中の電位はどうなっているのか
気になったのですが、FT231XQのデータシートを確認したところ200KΩの内蔵プルアップ抵抗があるようです。
FT231X USB TO FULL HANDSHAKE UART IC Datasheet Version 1.2
http://www.ftdichip.com/Support/Documents/DataSheets/ICs/DS_FT231X.pdf
サイズ違いではあるものの同じRL78/G13 64pinのマイコンが搭載されているCOTTON基板のフラッシュ書き込み
回路を調べてみたところ、以下のようになっていました。(COTTON基板の回路図を切り貼りしてフラッシュ書き
込みに関係する部分のみを抜き出しました。) 意図が分からない部分もありますが、少なくとも抵抗(とFT231XQ)
のみで構成されたフラッシュ書き込み回路になっていたことに今更ながら気付きました。

追記 : メモ
COTTON基板の回路図 - GadgetRenesas
http://gadget.renesas.com/ja/product/documents/gr-cotton_sch.pdf
COTTON基板の紹介ページ - GadgetRenesas
http://gadget.renesas.com/ja/product/cotton.html
追記 : メモ
SAKURAでKURUMI Writer - Rulz
http://japan.renesasrulz.com/gr_user_forum_japanese/f/110/t/531.aspx
追記 : メモ
Rulzのスレッドを読んで思ったのですが、KURUMI基板でE1接続用にTOOL0を便宜上CTS接続端子に出していた
だけの回路がCOTTON基板でそのまま踏襲されたことでTOOL0とCTSが接続されているだけのような気がします。
追記 : メモ
GR-KURUMIとE1,E20接続コネクタ - Rulz
http://japan.renesasrulz.com/gr_user_forum_japanese/b/weblog/archive/2013/06/09/gr-kurumi-e1-e20.aspx
GR-KURUMIとE1接続 - Rulz
http://japan.renesasrulz.com/gr_user_forum_japanese/f/110/t/2052.aspx
UART受信すると、デバッガがブレークしてしまいます - Rulz
http://japan.renesasrulz.com/cafe_rene/f/82/p/2547/11442.aspx
追記 : メモ
MODEピンのプルアップ抵抗について - Rulz
http://japan.renesasrulz.com/cafe_rene/f/78/t/3611.aspx
追記 : メモ
Rulzのスレッドを読んで思ったのですが、USBに接続していなくても良いようにする為にR4,R5,R6を基板に半田
付けすることになったら、E1接続時に一緒に1KΩが外付けされても余裕があるようなR6(とR5)の抵抗値を探して
みたいです。2KΩ(と13.3KΩ)ですとP11/SI00/RxD0/TOOLRxD/SDA00/(TI06)/(TO06)がLowへ変化した時に
P40/TOOL0が0.68VDDへドロップすることになりVIH(MIN)の0.8VDDを割り込むことになるような気がします。
追記 : メモ
FAQ 1011868 : TOOL0端子に関し、入力時、「個別に抵抗を介してVDDに接続か、オープンにしてください」
との記載が、マニュアルにあります。入力端子をオープンすることは問題ではないのでしょうか? - FAQ
https://support.renesas.com/hc/articles/218383987
追記 : メモ
FAQを読んで思ったのですが、TOOL0ではリセット期間中からデフォルトで内蔵プルアップ抵抗が有効になって
いて、RL78/G13のハードウェアマニュアルによると抵抗値はMIN/TYP/MAX=10KΩ/20KΩ/100KΩとありました
ので、もし10KΩだった場合にはR5(13.3KΩ)があるとTXD(RXI)がLowになった時でもTOOL0が0.26VDDにしか
ならずVIL(MAX)の0.2VDDを満たすことが出来ていないような気がします、、、
追記 : メモ
TOOL0の内蔵プルアップ抵抗の抵抗値をTYPの20KΩで計算してみるとTXD(RXI)がLowになった時のTOOL0が
0.20VDDになりましたので、R5,R6の13.3KΩ,2KΩという抵抗値の出所はその辺りにあるような気がします、、、
追記 : メモ
RXD(TXO)とTOOLTxDのラインにプルアップ抵抗が無くてRL78/G13がリセット中の電位はどうなっているのか
気になったのですが、FT231XQのデータシートを確認したところ200KΩの内蔵プルアップ抵抗があるようです。
FT231X USB TO FULL HANDSHAKE UART IC Datasheet Version 1.2
http://www.ftdichip.com/Support/Documents/DataSheets/ICs/DS_FT231X.pdf
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2016/09/05 blog-entry-805 category: RL78 /* 16bit,8bit CISC */
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