RL78マイコン基板(RL78/G13)|rl78flashで書き込んでTeraTermでシリアル通信する設定
以前のエントリ(577, 578, 591)で(我ながら)かなり凝った(と思う)TeraTermマクロを作って試したことがある
のですが、その時に試行錯誤した内容を思い出しながら、rl78flashで書き込んでTeraTermでシリアル通信する
TeraTermマクロを作って試してみました。なお、以前のエントリでは、一度、KurumiWriterでFTDI社のUSB
シリアル変換チップに内蔵されているEEPROMのデータを書き換えるという方法を試しているのですが、今回の
方法はEEPROMのデータを書き換えずにKurumiWriterで書き込んだ時にもそのまま使用出来ます。
今回作成したTeraTermのマクロは以下の通りです。
TeraTermのマクロファイル: AutoResetHigh.ttl
内容:
; This code is in the public domain. You may use, modify or distribute it freely.
show 0
testlink
if result = 0 then
connect ''
endif
do
testlink
if result = 2 then
setdtr 0
endif
waitevent 2 or 8
if result = 2 then
end
endif
loop
TeraTermからマクロを起動する場合は以下のようにしました。(起動するとTeraTermを終了するまでバック
グランドで待機するようになっていて、TeraTermで接続断→再接続をした時は自動的に処理が行われます。)




TeraTermに同梱されているTeraTermマクロ実行コマンドからマクロを起動する場合は以下のようにしました。
(ショートカットを作ればメニューやタスクバーから直接起動出来ます。) TeraTermはマクロから起動されます。



追記 : 補足
DTR信号線をリセットに使用している場合(rl78flash -m 2など)だけでなく、RTS信号線をリセットに使用して
いる場合(rl78flash -m 4など)でも、TeraTermマクロファイルの以下の1行を書き換えることで対応出来ます。
setdtr 0
↓
setrts 0
追記 : 補足
ちなみに、TeraTermのシリアルポート設定のフロー制御はnoneのままでsetdtr 0やsetrts 0は使用出来ました。
(逆に、none以外のXon/Xoffやhardwareを選択してしまうと今回のTeraTermのマクロは機能しませんでした。)

追記 : メモ
私が試したTeraTermのバージョンは4.92です。
のですが、その時に試行錯誤した内容を思い出しながら、rl78flashで書き込んでTeraTermでシリアル通信する
TeraTermマクロを作って試してみました。なお、以前のエントリでは、一度、KurumiWriterでFTDI社のUSB
シリアル変換チップに内蔵されているEEPROMのデータを書き換えるという方法を試しているのですが、今回の
方法はEEPROMのデータを書き換えずにKurumiWriterで書き込んだ時にもそのまま使用出来ます。
今回作成したTeraTermのマクロは以下の通りです。
TeraTermのマクロファイル: AutoResetHigh.ttl
内容:
; This code is in the public domain. You may use, modify or distribute it freely.
show 0
testlink
if result = 0 then
connect ''
endif
do
testlink
if result = 2 then
setdtr 0
endif
waitevent 2 or 8
if result = 2 then
end
endif
loop
TeraTermからマクロを起動する場合は以下のようにしました。(起動するとTeraTermを終了するまでバック
グランドで待機するようになっていて、TeraTermで接続断→再接続をした時は自動的に処理が行われます。)




TeraTermに同梱されているTeraTermマクロ実行コマンドからマクロを起動する場合は以下のようにしました。
(ショートカットを作ればメニューやタスクバーから直接起動出来ます。) TeraTermはマクロから起動されます。



追記 : 補足
DTR信号線をリセットに使用している場合(rl78flash -m 2など)だけでなく、RTS信号線をリセットに使用して
いる場合(rl78flash -m 4など)でも、TeraTermマクロファイルの以下の1行を書き換えることで対応出来ます。
setdtr 0
↓
setrts 0
追記 : 補足
ちなみに、TeraTermのシリアルポート設定のフロー制御はnoneのままでsetdtr 0やsetrts 0は使用出来ました。
(逆に、none以外のXon/Xoffやhardwareを選択してしまうと今回のTeraTermのマクロは機能しませんでした。)

追記 : メモ
私が試したTeraTermのバージョンは4.92です。
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2016/09/15 blog-entry-812 category: RL78 /* 16bit,8bit CISC */
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